CRAFTSMAN & FACILITIES
技術者と設備

長年にわたる職人たちの経験が高い技術力を支えています。

わたしたちのアトリエには、作業工程ごとに専属スタッフを配置しております。それは、工程ごとにスペシャリストを育てるとともに短納期に対応するためです。たとえば、「ほつれ」の修理にはさまざまな編み地やデザインを熟知し、より正確な補正技術が要求されるため、10年以上のキャリアあるスタッフが担当しています。「袖丈詰め(途中はぎ)」の技術は、針使いの力の強弱によって糸のよりが出て、仕上がりにも影響を受けてしまいます。そのため、長年のキャリアを持つスタッフが専門職として担当をしています。どうぞ安心してわたしたちに商品をお預けください。

技術者のご紹介

ニットのお直しにはさまざまな工程があり、その工程の内容で担当も決めています。 ここでは各分野のスペシャリストをご紹介いたします。
お客様のニット製品を、安心してわたしたちにお預けください。

S.Sakiyo

(1992年入社)

専門:ほつれ修理全般。難易度が高い編地はぎ

アトリエ内では最もニットを知り尽くした職人で、社内のムードメーカーでもある。

ほつれの修理では常に「元通り」を意識した修理を心がけ、今もなお、様々な編み地・デザイン・どんな破損状況にも対応できるスキルを習得する努力を欠かさない。

N.Nobuko

(2000年入社)

専門:はぎ(接ぎ合わせ)全般

特殊技術として難易度の高い「途中はぎ」「極細はぎ」のスペシャリスト。微妙な指力加減で糸と針をあやつり、強弱をつけて補正する技術はもはや「神業」以外のなにものでもない。

彼女の手にかかればどんなに細かいはぎ目であろうが不可能は無い。

O.Sugumi

(2007年入社)

専門:ほどき全般

社内きっての実力派
非常に丁寧な仕事ぶりは、無駄がなくスピーディー。
アトリエの技術力向上に大きく貢献しています。

B.Tomoko

(2014年入社)

専門:はぎ全般(接ぎ合わせ)

ニットに関するあらゆる知識と専門技術を学んだニットのスペシャリスト。

編地や糸を見れば仕上がりを想定できる数少ない職人のうちの一人。 模様編みや当社開発技術のアミドメを得意としており、プライベートでは編み機も使いこなす程のニット好き。

設備のご紹介

あらゆるニーズに対応するため、職人たちが利用する道具や設備環境は変化し続けます。お見せできる道具、機械をここで一部ですがご紹介いたします。

ミシンは全12台完備しています

(写真:工業用ミシンJUKI/DDL-5570 )
(写真:工業用ロックミシン Kansai Special WX-8000)

アイロンは全4セット完備しています

(写真:工業用バキュームプレス機)
(写真:アイロン仕上げ台 KANEKO-K100型)

検針器 1台

(写真:卓上検針器 見針番SK-1200Ⅱ)

糸は数百種類常備しています

(写真:さまざまな色、種類の糸)